代表挨拶

所長 弁理士 平山 一幸

-創設33年を超えて-

弊事務所は1984年(昭和59年)新宿御苑の地に誕生し、2014年7月に30の齢を重ねました。 この間、世界に先駆けた素晴らしいご研究成果を発表されている研究者の先生方や、様々な業種でご活躍の団体・企業様の方々に、親心ともいうべき一方ならぬご愛顧を賜り、お蔭様で順調に育って参りました。 ここまで顧客の皆様方に親身に支えられつつ、精力的に仕事をさせていただく機会を得ましたことに、深くお礼を申し上げます。

この33年間は世界の知的財産制度にとって激動の日々でありました。 いまや、知財戦略の成否が国家経済の浮沈に大きな影響を与える程にもなっています。 中国は米国と並び、出願ベースで世界最大の知財産出国となり、わが国を大きく引き離しています。 また、中国では米国と同様、知財の活用も大変活発に行われています。

このような中で私どもが掲げている「顧客第一主義」の目標を達成するためには、顧客事業の深い理解に立った上で、世界経済の動向を睨みながら、知財の保護と活用・展開についての提案を積極的に行うことで、お客様のニーズに適切且つ迅速にお応えすることにあると考えます。

上記目標に近づくために、次の二つのことを皆様方にご報告申し上げます。
先ず、これまで以上に効率的且つ高いクオリティのサービスを提供するために、心機一転、2017年4月に新しい事務所に移転しました。この移転を契機にお客様の大切な権利化手続書類のアーカイブ化、それに伴うセキュリティ対策の強化、弊所員間での一層の連携を、ハード/ソフトの両側面から充実していく所存です。

さらに、顧客の信頼に応えるためには、仕事の品質をより一層向上させることが最も重要であります。このためには、所員一人一人がより一層技術的理解を深めることは勿論ですが、さらに広い技術分野へ対応できる体制を整備することが不可欠であります。

そこで第二のご報告としまして、このような一層充実した体制を整えため、このたび、本年8月より、弊事務所に新たに 力強い弁理士二人が合流しました。ご両人の概略は下記合流の案内をご参照ください。
弊事務所は「顧客第一主義」の理念のもと、次の30年に向かって進んでいます。
お客様と共に弊事務所がさらに成長していくことこそが、みなさま方に育てられ励まされてきたご恩への報謝に繫がることを信じ、いっそう信頼の絆を深めていけるよう精励する覚悟です。
今後とも引き続き、どうぞ宜しくお願い申し上げます。



所長   弁理士 平山 一幸
副所長  弁理士 柿本 恭成
技術主幹 弁理士 近藤 充和
顧問   弁理士 菅  直人

  • 2017/08/01 事務所合流のご案内
  • 平山国際特許事務所 所長